症状

外反母趾

外反母趾とは?

足の母指の先が人差し指のほうに「くの字」に曲がり、付け根の関節の内側の突き出したところが痛くなります。
突出部が靴にあたって炎症を起こして、ひどくなると靴を履いていなくても痛むようになります。

一般的にハイヒールのようなつま先が狭くなっている靴をよく履く方に多くみられる疾患です。
外見上の問題もありますし、歩行機能の低下を招くため早期の機能改善が必要となります。

保存療法(手術をしない)では、患部につける装具などの使用で治療したりします。
著しく変形が進んでいる場合は、母指の突出した部分を切除する手術が行われたりします。

がしかし、手術をしても外見上の変形は良くなっても母指を動かす力の低下や、足趾部~下肢全体の機能障害などは改善
されないこともあります。

当院で行う施術について

なぜ外反母趾になってしまうのか?そこには必ずメカニズムというものがあります。

そのメカニズムに関わる筋肉が、外反母趾の場合には7個あります。
外反母趾の痛みを治すのであれば、必ずこの7個の筋肉をしっかり治療しなければなりません。
足部の機能をサポートするために、テーピングを使用したりします。

そのあとで、なぜ7個の筋肉が障害を受けて機能が低下してしまったのか?の治療などもしていきます。
体幹の筋肉の問題であったり、姿勢不良の問題であったり、下肢の骨アライメントなどなど。
が関係してくると思います。

一概に、ハイヒールを履いているのが問題。。じゃないこともあります。
多くは閉経を迎えた女性などに見られますが、男性でもなる可能性はあります。
体幹や足部に機能障害があれば、ハイヒールを履いたことがなくても外反母趾になるということですね。

あくまでも痛みをとる治療なので、外観の変形に関しては完ぺきにはならないとは思います。
外観がどうしても気になる方は手術なども考慮してもよろしいかもしれません。
でも痛みがなくなって、靴を履くのが楽になって、快適に生活できれば最高ですよね !!

 

関連記事