症状

足底筋膜炎

足底筋膜炎とは?

足底腱膜炎とは、足の裏にある足底腱膜と呼ばれる組織に炎症が起こった疾患のことを言います。
足底筋膜炎になると歩いたり走ったりするときに、かかとを中心に足の裏が痛くなります。
ランニングや長時間歩くことが多かったり、立つ続けることが多いと足の裏に負担がかかりやすくなります。

朝起きてからの1歩目が痛む、急に歩き出したときに痛むなどの症状があります。

足底筋膜はトランポリンや弓の玄のように機能し、足のアーチを保持するのを助けているのです。また体重をかけた際に足の骨が広がるのを防いでくれています。

人間の骨は全身で約206個の骨があるとされています。そのうち足部だけで26個ずつ、合わせて52個の骨があります。
足部には歩行時や、走行時の体重を支え、身体のバランスを取る役割があります。

なぜ痛くなってしまうのか?

歩行や走行時に、足底腱膜は体重の衝撃を緩衝する作用や、前への推進力を発揮する役割があります。
その時に足の内側縦アーチにしっかり柔軟性が必要となります。
柔軟性がしっかりしていると、足に荷重がかかった際の衝撃をしっかり吸収できますし、その際に吸収した力をばねのようにしてエネルギーを放出して推進力を発揮するわけです。

内側縦アーチの柔軟性が低下しておる状況で、ランニングやサッカー、バレーボールなどのスポーツ、もしくは長時間立っていることを過度に行うと足底筋膜に負担がかかりすぎて炎症を起こす可能性があります。
また、不良姿勢では荷重のかけ方によっても足に負担がかかりすぎるため、身体全体のバランスが大事になってきます。

内側縦アーチの柔軟性を確保するためには、足首の可動域が大切ですので、
足底腱膜炎の症状を出ないようにするためにも、常日頃から足首のストレッチをすることがオススメです!

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