症状

椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアとは?

椎間板ヘルニアとは、背骨を構成する骨(脊椎)の間にある椎間板が変性して後ろに突出する病気です。
男性患者が2~3倍多く、後発年齢は20~40歳代であり、L4~L5、L5~S1の椎間板に多く発症します。椎間板ヘルニアについて | メディカルノート

椎間板は正常であれば髄核と線維綸という2重構造がみられますが、何らかの動作によって圧がかかったり、加齢性変性によって軟骨組織から変性した線維組織となり線維綸後方部分が断裂してヘルニア塊が断裂部から逸脱して、神経根などを圧迫して発症します。

分類 →脱出の程度で分類されます。

  • P型
  • SE型
  • TE型
  • S型

症状の特徴

①腰~下肢痛がある
②主に片側、あるいは片側優位である
③下肢挙上テストで左右差があり、70度以下である。
④MRIなどの画像所見で神経根圧迫所見がみられる。          など。

椎間板ヘルニアの多くは発症から数か月で症状が軽快します。これはヘルニア塊が自然に退縮することが原因に挙げられます。
本来、正常椎間板は無血管野(血管がない)ですが、変性した椎間板が血管網の発達した硬膜外に出ると、マクロファージ(免疫において重要な細胞)がヘルニアに浸潤して炎症反応が起こります。
炎症は次第に縮小され、症状や神経所見も改善していきます。

治療

椎間板ヘルニアに対しては主に保存療法(手術をしない)と手術があります。
通常は保存療法を行って症状の改善を図ります。
85%~90%の方が改善するといわれております。

保存療法では効果が現れず、症状が長引く場合や痛み、しびれのために日常生活が過度に制限される場合や
排尿障害、麻痺症状、筋力低下がある場合は手術をすることがあります。

あおき整骨院で行うこと

なぜ椎間板に過剰に圧がかかってしまうのか原因をつきとめます。

股関節の可動域が低下しているのか、腰椎(腰の骨)以外の脊椎に問題があるのか、不良姿勢なのか…など
原因は生活スタイルによっても様々かと思います。

なので、身体のどこが悪いのかを検査していきます。
不良姿勢が長く続いているかたは、インナーマッスルがうまく機能せず、身体が安定性を失っている可能性があります。
すると、腰椎が過剰に動き椎間板にも過剰に圧がかかってしまっている可能性があります。

インナーマッスルは背骨と背骨を引きつないで身体の安定性を作るのに重要な筋肉です。
なのでインナーマッスルが機能するようにEMSの機械を使用することもあります。

もし、腰~下肢の痛みでお困りの方は1度あおき整骨院でお身体を診させてください。

 

 

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