症状

外側上顆炎 ~テニス肘~

外側上顆炎とは?

外側上顆炎とは、手首を伸ばす筋肉に炎症が起きる病気です。

手を握るときや、荷物を運ぶとき、テニスなどのスポーツをする時に、肘の外側に痛みが出ます。

 

ちなみに、炎症とは筋肉などの組織が使いすぎや、外傷(ケガ)などによって侵されたときに起こる生体の反応のことです。
炎症反応の目的は、損傷した筋肉などの組織を癒して炎症の進行を止めることです。

なので、肘に炎症反応があるにもかかわらず、仕事で重いものを持ったり、ネジをしめるような力を使う動作、テニスなどのスポーツを続けているとなかなか炎症反応が止まらず、痛みがどんどん強くなってしまいます。

なぜ炎症してしまうのか?

腕の使い過ぎ、
さらに間違った動かし方、使い方をしていると炎症が起きやすくなってしまいます。
姿勢が悪い人、猫背の人、特に頸椎、首の骨の動きが硬い人に発生しやすいので注意が必要です。

肘の外側の筋肉は靭帯の一部とも筋線維がつながっているので、炎症が筋肉に留まらず靭帯や、関節の深部まで広がってしまう可能性があります。

こうなるとなかなか治癒しずらくなり、慢性化、長期化しやすくなります。

少しでも違和感を感じたら早めの治療をオススメします。

 

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