症状

スポーツをする子供に多い疾患~腰椎分離症~

腰椎分離症とは

簡単に説明すると、腰の骨の関節に起こる疲労骨折です!身体を動かすスポーツ選手に多く発生します!
症状としては、、、

  • 腰を反ると痛い
  • 腰を捻ると痛い
  • 走ったり、長時間座ってると痛い
    などがあります。

腰椎分離症が治療されず長期間経過すると、徐々に脊柱管内部の馬尾ばび神経などを圧迫するようになり、下肢痛やしびれを生じることがあります。また、腰椎分離症が原因ですべりが生じることがあり、分離すべり症と呼ばれています。腰椎分離すべり症を発症すると、さまざまな神経症状が起こります。

分類

  1. 初期(骨癒合しやすい)
  2. 進行期・椎弓根浮腫+(骨癒合しやすい)
  3. 進行期・椎弓根浮腫-(骨癒合を期待できるが時間がかかる)
  4. 終末期(骨癒合しない)

なぜなってしまうのか、、

体幹を動かすスポーツなのに、その体幹部分の筋肉が弱かったり、硬かったりするとなりやすいです。
特に、疲労骨折が起きる腰椎(腰の骨)が過剰に運動してしまうと起こります。
腰を反る動作、捻る動作が腰椎の椎間関節に負荷を与えやすい動作になります。

あおき整骨院で行う治療

まずは、骨盤周囲の筋肉をマッサージして、股関節と骨盤(体幹)部分の動作がスムーズに動くようにし、腰椎の関節に負荷がかかりにくいように筋肉を調整していきます。

そのあとで、調整した筋肉をより使いやすくするために、EMSという電気をかけていきます。

EMSをかけることで、インナーマッスルの筋肉がしっかり働きやすくなります。

ホームケアとしてできること

ジャックナイフ・ストレッチ

ハムストリングスの筋肉が固いと前かがみでの姿勢で、骨盤の動きが悪くなり腰椎での運動が過剰になりやすいです。
一方、このハムストリングスが柔らかいと骨盤が動きやすくなるため、腰椎での過剰な運動をしなくなります!
気を付けるポイントとしては、足を伸ばすときに胸と太ももの前面をしっかり付けたまま伸ばすことです!

 

最初に分類のところでお伝えしたように、分離症になっても早い段階なら治りやすいです。それでも骨がくっつくのに2~3か月かかるので、腰に痛みが出る前にこのようなストレッチを行って予防できれば良いなと思っております。

 

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